各種検査で乳がんの診断がついた場合は、
転移の有無や病変の広がりを調べるために、CT検査、MRI検査、骨シンチ検査を連携病院で行います。
結果は当クリニックでご説明します。
乳がんの治療は、手術、薬物治療、放射線治療の3つから成ります。
どういう治療をどの順番でやるかは、学会で認められたガイドラインに沿って決まります。
その人とそのがんに一番合った最適の治療法を選ぶのが大切です。
市内の2つの病院で、院長が手術に入ります。
これらの病院には、私と同じ大学の乳腺グループの乳腺専門医がおり、入院中の主治医となります。
退院後は再び当クリニックでお世話します。
乳房再建
内分泌療法(ホルモン治療)と化学療法(抗がん剤治療)があります。
乳がんの性質や進み具合により薬の種類や順番が決まります。
手術前もしくは手術後の化学療法は手術連携病院で行い、その後の内分泌療法は当クリニックで行います。
原則として手術をした病院の放射線科で行います。
術後は当クリニックで定期的に経過を見ていきます。必要な場合は画像検査を行います。
脇のリンパ節を切除した方は、術後に腕のリンパ浮腫になることがあります。
この場合は専門資格をもった人からのケアが必要なのでご紹介します。
がんが再発した場合はその状況に合った最適の治療を行っていきます。
入院が必要な場合は、原則手術をした病院にご紹介します。